グルメ体験記
お茶の水で行ってみたいランチリストに挙げていた中の一件。
ググりまくっていた中で出てきた、パエリアが美味しいというお店。
世界大会で優勝とまで書かれていたので居ても立っても居られなくなり、
早速ランチで行ってきました。
千代田線の新御茶ノ水駅B1出口から徒歩4分ほどの、スペインバル系居酒屋。
ランチでリーズナブルなパエリアセットをいただけるとのこと。
ネットでの情報によると限定10食とか書かれていたので、
パエリア目的で訪れたのに食べられなかったら一生後悔すると思い、
12時チョイ前に着くように行ってきました。
入口に立て看板があり、国際大会優勝と書かれています。
フィデワデガンディア?初めて聞いたのですが、
どうやらパスタのパエリアだそうですね。
食べたことないので初耳で興味はありますが、
僕の気持ち的にパエリア=米だったので、この日は所謂パエリアを食べると決めていました。
隣にもランチメニューの立て看板が。
いやー メッチャクチャ好きなんですよね、パエリア。
軽くお焦げがあり香ばしい上、魚介の濃厚な出汁を吸いまくった米がたまらなく好きなんです。
横浜に住んでいた時、大桟橋の近くにパエリアが滅茶苦茶美味しい店があって、
その店に初めて叔父に連れて行ってもらって味わった時の衝撃が忘れられず、
僕にとっては今でもパエリアと言えば特別な料理なワケです。
まさかお茶の水にパエリアの実力店があると知らなかったので、
ネットで見つけた瞬間行きたくてしょうがなくなっていました。
11:30開店で11:45くらいに入店。
店の奥には数組先客がいましたが、
一名様で店先に案内されたのは僕一人。
スペイン国旗が掲げてあり、いかにもスペインバル的な雰囲気です。
カウンター席もあるのですが、空いているのでテーブル席に案内してもらえました。
おかげで厨房が良く見える。
目の前の青いビニールに包まれているのは、何かの動物の足。
見た目なかなかグロいですが、おそらくハム系の何かだと思います。
ランチメニューはパエリア系5種と、
ビーフシチュー、ブランチャ(スペイン語で鉄板焼きの意味らしいです)の2種。
この店に来るまでパエリアの違いとかあまりよくわからなかったのですが、
バレンシアパエリアってのは肉が入っているパエリアなんですね。
スペインパエリアでも地方によって中身が違うんですね。大変勉強になりました。
肉も魚介も色々入っているのがパエリアだと思ってました。
これはとんだ大間違い。
先客でビーフシチューを頼んでいる人が多かったですが、
僕はパエリアを食うと断固たる決意で臨んでいたので、パエリア一択。
下調べによると、夜はオーダー後に生米から作り始めるので20分くらいかかり、
ランチは作り置きしているのですぐサーブされると書かれていたのですが、
この日にいざオーダーしようとしたら、今はランチも生米から仕込み始めるため20分程かかるとのこと。
午後の予定もあるので慌てて魚介のリゾットを注文しました。
オーダーして5分も経たずにまずはサラダと前菜の盛り合わせ。
レタスと水菜のサラダと、
キャロットラペ、
スモークサーモン、
スパニッシュオムレツ、
なんかのハム。
まずはトマトを一口。
前菜でこれほどのボリュームとはなかなかいいですね。
だいたいの店がサラダだけなのですが、
タパスもいただけるのは嬉しい。
キャロットラペはほのかな酸味で優しい味。
ドレッシングは何系かな?
柑橘系なのは間違いないんだけど、甘味が強め。
オレンジとかそのあたりの風味を感じます。
酸味が抑えられており、こちらも優しい味。
1切だけですが、スモークサーモンがついているのも有難い。
こちらはなんのハムだかわからない(説明されなかった)のですが、
柔らかくて美味しかったです。
スパニッシュオムレツにはジャガイモ、人参、ほうれん草が和えられています。
フワフワのオムレツも好きですが、
こういう食べ応えあるオムレツも好きですね。
特に自分で作る場合はスパニッシュオムレツのほうが作りやすくて好き(笑)
脇についている白いソースは、マヨネーズかと思ったらアリオリソース。
ほのかにニンニクの香りが感じられて、風味が増して美味しい。
しかしこのサラダのドレッシング、美味いな。
普通ドレッシングと言えば酸味が強いんだけど、
これは驚くほどまろやか。そしてほんのり甘い。
サラダについているオリーブって、独特のエグみがなんとなく苦手だったんだけど、
ドレッシングの甘味のおかげかな?
今回のオリーブ付きサラダはなんだかアッサリ食べやすくて、苦手なオリーブも美味しく食べられました。
前菜盛り合わせを食べ終わって5分程待っていたら、
待望の魚介のリゾットが登場!
・・・うーん、なんだか上に乗っている具材が寂しいな。
まぁ1人前なら仕方ないか。
メニュー表の写真も載っているものは全く一緒だし。
メニュー詐欺はしていないってことね。
何はともあれ、まずはお米を。
いいねー、この硬さ具合、パエリアって感じ。
自分でも何度か作ってみたことがあるんですが、
この独特の硬さを再現することができませんでした。
おおー、いいねいいね。この米にわずかに残った芯の硬さと、魚介の風味を吸い込んだ香ばしい味。
でもちょっと味が柔らかめかな?
これはこれで美味しいんだけど、
僕が昔食べて衝撃を受けた味は、もっとトマトの酸味を感じたな。
焦げと酸味が合わさった、パンチありつつもアッサリした味。
1人前だから仕方ないのかもしれないけど、
アサリは1枚だけ。
米に白身魚が埋まっていました。たぶんタラかな?
リーズナブルな分、具材はちょっと寂しいけど、
エキスを十分に吸った米はとんでもなく美味しい!
ムール貝も少々小振り。
でもこいつのエキスがパエリアには欠かせないんですよねー。
ウニをもうちょっと淡泊にしたような味わい。
こういう鍋物系に入っている海老って、みなさんどう処理されているんですかね?
熱々だからいつも殻剥きに苦労します。
なんか上手く殻を剥く方法あるのかな?
いやしかし、やっぱりパエリアで美味しいのは米!
この魚介のエキスをタップリ吸い込んだ米がとんでもなく美味しい。
この米をおかずに白米を食べられちゃうレベルです。
分かりにくいですが、米の中にタラだけでなくイカもいた模様。
イカもエキスを吸い込んで、且つ歯ごたえもあって美味しいんですよねー。
このスキレット?のふちにこびりついた米が一番美味しいのは経験済み。
そして一番こそぎ落としづらいのも経験済み。
こそぎ落とそうとあまりゴリゴリやってると恥ずかしいのが難点。
魚介エキスを含んだ米を堪能しながら、ご馳走様。
自分の思い出ではパエリアはトマトの酸味タップリなイメージだったのですが、
この店はいい意味で裏切ってくれました。
アッサリしつつも魚介出汁で奥深い味になっている一品。
ランチセットのシメで、アイスコーヒーもサーブされました。
ブラックのまま飲めないおこちゃまな僕は、コーヒーフレッシュを一つ投入。
むっ これはなかなか美味い。
大量安売りの浅い味ではなく、
苦みもコクもしっかり感じられる味。
食後のアイスコーヒーまでしっかり美味しい店でした。
超久しぶりのパエリア。
トマト味は思ったほど感じなかったものの、
魚介のエキスタップリ&焦げのついた米の歯ごたえと風味が合わさって、
非常に満足いく味でした。
前菜とコーヒー(or 紅茶)がついて1,200円(税込)とはだいぶお得だと思います。
コロナが落ち着いたら今度は夜に来てみたい店でした。
いろんなタパス、食べてみたい。
お店の情報
ホームページ
エル・チャテオ・デル・プエンテさんは専用のHPを開設されています。
食べログにも店情報が記載されています。
ホットエッパーにも掲載されています。
ぐるなびにも店情報の記載があります。
場所
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2丁目9
千代田線新お茶の水駅:B1出口から徒歩4分
都営地下鉄銀座駅 C8出口 徒歩1分
電話番号:03-3255-1005
営業時間
月~金:
Lunch:11:30~15:00(L.O.14:00)
Dinner:17:00~22:30(L.O.21:30)
土:11:30~22:30(L.O.21:30)
日・祝:11:30~22:00(L.O.21:00)
駐車場
無し
内観
総席数: 79席
全席禁煙
支払方法
エル・チャテオ・デル・プエンテさんは、
現金および各種クレジットカード(VISA / Master / JCB / Amex / Diners)、
電子マネー(交通系電子マネー(Suicaなど)、
iD)QRコード決済(PayPay、d払い)
が使用可です。
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